定期自主検査代行
クレーン点検の重要性
事業者のみなさま、クレーンの点検は行っていますか?
クレーンなどの機械設備は、定期的なメンテナンスを労働安全衛生法およびクレーン等安全規則によって義務付けられており、一定期間内にクレーンの定期検査をしていないと罰則を科せられる場合もあります。
また、クレーンの不調は作業効率の低下だけでなく働いている方が大事故に巻き込まれる恐れもあります。
さらに、普段使用しているなかでは異常に気付きにくいものでもあります。
定期的なメンテナンスを行うことでこれまで気付けなかった異常個所や故障、改善箇所を発見していくことにも繋がっていきます。
弊社では、専門技術者による定期点検作業を通じて、より安全でより使い易いクレーン設備維持のお手伝いをさせて頂きます。
定期自主検査代行(月次)
"事業者は、クレーンについて、1ケ月以内毎に1回、定期に当該クレーンについて自主検査を行わなければならない。"
(クレーン等安全規則 第35条抜粋)
月次点検では主に目視による点検を主体とし、各部の動作確認を目的としております。(注:点検後の性能を保証するものではありません)
弊社では事業者様に代わり月次点検作業を代行し、専門技術者の視点から故障個所の早期発見やクレーンを安全に使用するお手伝いをさせて頂きます。
定期自主検査代行(年次)
"事業者は、クレーンについて、1ケ年以内毎に1回、定期に当該クレーンについて自主検査を行わなければならない。"
(クレーン等安全規則 第34条抜粋)
年次点検では月例点検の内容にプラスして、実際に定格荷重をつり上げ各部のブレーキテスト、必要な数値測定等を行います。
弊社では検査用レンタルウエイトを所有しておりますのでウエイトがないお客様へも対応できます。ご相談ください。
定期自主検査(月次、年次)を定期にご依頼いただくメリット
(1)過去の点検記録やこれまでの補修情報からクレーン・ホイスト修理のご提案や新設、更新等のアドバイスが出来るようになります。
(2)クレーン・ホイストの保守を計画的に行うことが出来ようになるため、故障による作業効率低下のリスクを抑えることにつながります。
(3)性能検査前に年次点検を行うことで性能検査への立会い業務を行えます。
※:点検記録や修理来歴等は弊社で保管もしております。クレーンの構成部品についても適宜調査してますので部品調達までの時間を抑えることにもつながります。
上記の総合的な結果として、安全で確実な作業を継続的に行うことにもつながります。
保守と検査等の義務
クレーンはつり上げ荷重によって保守及び検査等の義務範囲が異なります。関係は右表の通りです。0.5t未満については義務はありませんが、性能及び安全上点検をお勧めしております。
"事業者は、自主検査及び点検の結果を記録し、これを3年間保存しなければならない。"
(クレーン等安全規則 第38条抜粋)
"事業者は、自主検査または点検を行った場合において、異常を認めたときは、直ちに補修しなければならない。"
(クレーン等安全規則 第39条抜粋)